我が家では、夫婦でNetflixを見ることがある。
最近ハマっているのは『ダウンタイム』。少し前には『あいの里』や『ペーパー・ハウス』、『愛の不時着』なんかも見ていた。
ジャンルは結構バラバラだが、夫婦で一緒に楽しめる作品があるのはいいものである。
もちろん、ただ黙って画面を見ているわけではない。
「いや、なんでそうなるん???」
「こいつ絶対なんか隠してるだろ」
「いやそういうことじゃないんじゃない?」
とかもうそれはそれは好き勝手に言いながら見ている。
作品によっては、登場人物の行動についてああでもないこうでもないと考察することもある。
自分はこう思う。妻はこう思う。
同じ場面を見ているのに、意見が違うこともある。
それがまた面白い。
自分ひとりで見ていたら、何となくストーリーを追って終わるような作品でも、妻と一緒に見ていると感想を言い合える。
先の展開を予想したり、登場人物の行動にツッコミを入れたり、時には「いや、さすがにそれは無理があるだろ」と二人で笑ったり。
作品そのものを楽しむのはもちろんだが、こういう時間も含めて楽しんでいるのだと思う。
ただ、問題がひとつある。
とにかく時間がない。
子どもがいる家庭なら、分かってもらえると思う。
仕事が終わって帰宅すれば、家事や育児がある。子どもの相手をして、ご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけて。
ようやく一息つける頃には、こちらもそれなりに疲れている。
独身の頃なら、見たい作品があれば好きなだけ見ればよかった。
次の話が気になれば、そのまま再生ボタンを押せばいい。
でも今はそうもいかない。
時間ができたと思ったら、もう眠い。
今日は続きを見ようと思っていたのに、気づけば翌日になっている。
そんなことも珍しくない。
だから、夫婦で一緒にNetflixを見る時間は意外と貴重だ。
毎日必ず二人でゆっくりできるわけではないし、まとまった時間を取れる日も限られている。
それでも、たまに二人でソファに座って、同じ作品を見ながら好き勝手に話す。
それだけのことなのだが、結構楽しい。
別に特別なデートをするわけでもない。おしゃれな店に食事に行くわけでもない。
家でNetflixを見ているだけ。
でも、こういう何でもない時間があるのはいいなと思う。
夫婦になると、どうしても生活を回すことが中心になる。
仕事、家事、育児、お金のこと。毎日やらなければいけないことは山ほどある。
そんな中で、同じ作品を見て笑ったり、展開について意見を言い合ったりする時間は、日常の中にあるちょっとした息抜きだ。
そして、こういう楽しみは相手がいてこそ成立する。
自分ひとりでも映画やドラマは見られる。でも、隣で妻が「いや、これはおかしいでしょ」と言い出せば、それはそれで面白い。
ちなみに、考察が当たったからといって何かもらえるわけではない。
ただ「ほら、やっぱり!」と言えるだけだ。
でも、その「ほら、やっぱり!」が楽しいのである。
これからも見たい作品はたくさんある。
ただし、子どもたちが寝て、夫婦の自由時間ができて、さらに二人とも眠くないという条件を満たす必要がある。
なかなかハードルが高い。
それでも、また一緒に続きを見ようと思う。
次はどんな作品にハマるのか。
そして、妻の考察が当たるのか、自分の考察が当たるのか。
そんなことを楽しみにしながら、今日も貴重な夫婦の自由時間を過ごしていこうと思う!

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