家族で外食にいくということの敷居の高さ

最近、家族で外食に行くことが昔より少し増えた。

とはいっても、月に2〜3回くらい。

子どもが小さいと、外食ってなかなか大変なんだよな。

子育て中の人なら、きっと分かってくれると思う。

まず、お店選びからして普通とは違う。

「今日は何を食べたい?」よりも先に考えるのは、

「どこならスムーズにご飯を食べさせられるか」

だったりする。

子ども用のメニューがあるか。
子ども用の椅子があるか。
テーブル席があるか。

カウンター席しかないお店なんて、我が家ではほぼ選択肢に入らない。

本当は食べたいものがあっても、子どもを連れて行くとなると話は別だ。

お店に着いて、席について、注文して。

ようやく料理が届いた。

さあ、ゆっくり食べよう!

……とはならない。

なれない。

下の子は、なかなかの大食いだ。

食べさせる手が少しでも止まると、すぐに「もっと食べさせろ!」と言わんばかりに怒り出す。

だから、こちらは休む暇もなく食べさせ続けなければならない。

しかし、当然ながら自分もご飯を食べたい。

子どもに食べさせているだけでは、自分の料理が冷めてしまう。

そこで最近、自分はちょっと行儀の悪い食べ方をしている。

片手で子どもにご飯を食べさせながら、もう片方の手で自分のご飯を食べる。

我ながら、なかなか器用なことをしていると思う。

その姿は、まるで『千と千尋の神隠し』に出てくる釜爺だ。

何本も手があるわけではないのに、あっちに手を伸ばし、こっちに手を伸ばし、ひたすら食べさせている。

妻も子どもたちの様子を見ながら食べているので、家族全員がそれぞれ忙しい。

外食なのに、家で食べるより落ち着かない。

でも、これも今だけなんだろうなと思う。

もう少し大きくなれば、自分で食べられるようになるだろうし、こちらもゆっくり食事ができるようになるはずだ。

そう考えると、今のこのバタバタした外食も、あとから振り返れば懐かしい思い出になるのかもしれない。

とはいえ、今はまだそんな余裕はない。

料理が届いたら、まずは子どもに食べさせる。

自分のご飯は、その合間に急いで食べる。

そして、食べ終わった頃にはもう疲れている。

外食って、こんなに体力を使うものだったっけ。笑

それでも、家族で出かけて一緒にご飯を食べるのは楽しい。

ゆっくり味わう余裕はなくても、みんなで同じテーブルを囲めるだけで十分なのかもしれない。

ただ、いつか子どもたちが大きくなって、何も気にせず自分のご飯を食べられる日が来たら。

そのときは、今より少しだけゆっくり外食を楽しみたい…。

……まあ、その頃には「早く食べてよ!」と子どもたちに急かされているかもしれないけど笑。

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