みんな意外と知らないかもしれないが、自分たちはただの配達員ではない。
肩書きは「セールスドライバー」。
つまり荷物を配達するだけではなく、営業もする仕事だ。
普段は荷物を持って走り回っているイメージが強いと思うが、実際は配達以外にも色々な仕事がある。
新規のお客さんを探したり、運賃の相談を受けたり、集荷の提案をしたり。
荷物を運びながら、そんな営業的なことも同時にやっている。
その中でも自分たちの査定に直結するのが「常顧客」というものだ。
簡単に言うと、月に3000円以上の運賃で荷物を出してくれるお客さんのこと。
この件数が各コースごとに「○件」という形で決められていて、それを達成できるかどうかが一番大きな評価ポイントになる。
だから自分たちは、ただ配達をして終わりというわけではない。
配達のついでに「何か送るものありませんか?」と声をかけたり、もし荷物がありそうなお客さんがいれば集荷の提案をしたりと、地味に営業活動もしている。
そしてこの仕事で意外と大事なのが、お客さんとの距離感だ。
普段からちょっとでもお客さんと仲良くなって荷物をもらうために、笑顔で元気よく挨拶するのはもちろん、何気ないコミュニケーションも大事にしている。
世間話を少ししたり、天気の話をしたり、忙しい中でもなるべく感じよく接するようには心がけている。
なぜなら相手も人だからだ。
いくら運賃が安かったとしても、感じの悪いドライバーや荷物の扱いが雑なドライバーだったら「この人に荷物を預けて大丈夫かな」と不安になると思う。
実際、同じ運送会社でも担当の人が変わったことで荷物が増えたり減ったりすることは珍しくない。
それくらいドライバー個人の印象というのは大きい。
だから自分としても「この人なら大丈夫」「なんとなく頼みやすい」そんなふうに思ってもらえるように普段から意識している。
とはいえ、現実はなかなか簡単ではない。
日々の配達に追われながら営業もして、さらに常顧客の件数も増やしていく。
頭ではわかっていても、思うように結果が出ないことも多い。
かくいう自分も日ごろから奮闘しているものの、なかなかうまくはいかない。
残念ながら毎月ノルマ達成とはいかないのが現実だ。
配達の仕事というと「荷物を運ぶだけ」と思われがちだが、実は裏ではこんな数字との戦いもあったりする。
今日はそんな、セールスドライバーの裏側の話でした。
さあ明日も頑張るぞ!

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